時差2時間の空間 -7ページ目

離れていることと、それが影響すること



カレと私はもともと、かすかな隙も見逃さずくっついているタイプだ。


だけど、カレが11日間の出張から帰ってきてからというもの、そのくっつき度が倍増したような気がする。


もともとのくっつき度が高いだけに、今なんて、数字で表したらすごいことになるだろう。



それとも、同じくらいのだけど、が変わったのかもしれない。

カジュアルなくっつきっぷりから、うっとりするような親密なくっつきっぷりに、大部分が移行したとも言える。


だってなんだか、しょっちゅうセクシーな気分になるのだ。




セクシーな気分には、自分で作り出してでもなるのがいいらしい。

お肌にも、精神的にも、本当のセクシーさをかもし出すのにも。


実際、私の読む日刊のメルマガで以前、手の甲をゆっくりと撫ぜて、セクシーな気分になろう。と勧めていた。
お肌にいいし、普段から色っぽい女になれるからと。




私ももう大人だしな。
アメリカにいると、しょっちゅう23歳くらいでしょ?とか言われるけど。お化粧っ気もあまりないけど。



カレにとってセクシーな女でいることは私の永遠のテーマ。



いつまででも、「Kicoだから抱きたい」と思って欲しいし、仲間に自慢げに紹介できるいい女でいたい。


そして今のカレから、私はそういう気持ちを感じている。出張の後は、前にも増して。

何故だか分からないけど、私は私で油断せずに頑張ろう。

お土産




カレはたくさんのお土産と共に帰って来た。
普段、甘やかされまくりの私。

もちろん、買ってくるもの全てが私のためと言うわけにはいかない。
だから、一番素敵なお土産は私に。
それが、カレのやり方だ。


だけど、もしそのなかに、ひとつも私のためのものがなくても、多分私は怒ったりしなかったと思う。


だって、

カレが好きで買ってきたお菓子の数々。どれも私も好きなものばかりだ。

カレが仕事用に買ってきたワイシャツ、カレが朝、ハンサムにドレスアップして出かける様は私の幸せのひとつだ。

カレが職場の同僚に買ってきた浅草土産、誰にどれをあげようかと迷うカレを見ることも、あげたときのみなの反応をカレから聞くのも私の楽しみだ。




何より、帰って来たとき嬉しかったから、お土産はボーナスのようなもの。


一番にそれを取り出して、説明してくれるカレ。受け取った私は、カレの誇らしげな笑顔が一番嬉しかった。

時差ぼけ ~カレの場合



無事にカレが帰宅!
わぁ~~~い!!

昨日は空港に迎えに行くまでの時間をオンラインゲームなどして紛らわし、なんともすばらしいタイミングで空港に着いた。(張り切りっぷり全開)


駐車スペースを探している間にカレから電話が来る。

今どこ~?

今駐車場!


建物に入り、クレームで荷物を待っているはずのカレを探す。

目の端に激しく振られている腕が映る。


カレだ。


気が付いて私も手を振り、小走りで駆け寄ると、カレはまるで4歳児が「うぇ~ん」と泣いているかのような顔をして私を腕の中に迎え入れた。


疲れたよ~。会いたかったよー。

お帰りv





今朝、6時半に目覚めたカレと、抱き合ったりキスしたりしながら一時間布団の中で過ごし、朝食をそろって食べ、また寝た。

もう1時半。時差ぼけのカレはまだ気持ち良さそうに寝ている。


そして私は、ここぞとばかりに、リラックスしてやわらかくなったカレの唇をもてあそぶのだった。^^


気持ちいい~!!