時差2時間の空間 -51ページ目

インド人もびっくり

以前ここに書いた大嫌いなルームメイトはインド人の男子で、その彼もびっくりするくらい(予想)の冷たさで、「嫌いだ!」を全身に表現していた私だったのですが・・・

少し反省して、態度を変えてみることにした。まるで清水の舞台から飛び降りる決心をしたよう。(すごく大袈裟)

たくさん(私にとっては)話しかけてみたし、おやすみも久しぶりに言ってみた。ここで更に彼もびっくりしていることだと思う。何が起きたんだYO!とか。
だけど、彼のほうはきっとしばらく私を嫌いだと思う。
あ、私も嫌いじゃなくなった訳ではないんだけど。

まったくインド人もびっくりですよ。

私、心のだだっぴろい人間になりたい。

褒める

今日、おももさんのブログ(infiさんとして、お気に入りに表示)を読んでて、隣の部屋のルームメイトに独り笑いがばれないように、鼻から思い切り笑ったら、ここのところ風邪引くかどうかの瀬戸際に何日もいる私の鼻の下が、微かに冷たくなった。


そうです。鼻出ちゃいました。


お勧めですよ。是非彼女のブログを訪ねて鼻出してください、皆さんも。ウーロン茶コンピューターに吹きかけた人もいますよ。

そして私は褒めることを覚えていく・・・。重ね重ねありがとう(真剣)。おももさん。

おサルみたいな馬みたいな

中学のときにものすごく好きで、高校から先何年か、恋には破れたものの心友と呼び合ったヒトがいた。

半分以上は、自分に無いものをたくさん持っていた彼への憧れ。社交的で、行動的、賢くて、エネルギー溢れるヒトだった。
夢もたくさん持っていて。俳優、映画監督、脚本家、探険家・・・こうして挙げてみると、大きすぎるよ夢!と突っ込みたくなる人は多いと思う。
しかも彼は、おサルみたいな馬みたいな顔をしてた。鼻の穴でかかったし、流行らないくせっ毛だった。

だけど、雰囲気はカリスマ。私の目にはカッコいい以外にはどうにも映らなかったし、10年後には、なんともパワフルに自分で劇団を設立して、脚本・演出・俳優をみごとこなすようになってしまった。大学は考古学で卒業。探検家と近いよね。

中学のときの夢を、程度は違えども、4個とも叶えてしまったなんて・・・

そのヒトの劇団のウェブサイトを見つけた時、自分のことのように嬉しくて、まぁ当然涙して、何年ぶりかの連絡をメールでした。

変わらない口調がメールでも分かる。
えばった感じの勢いも、それでいて愛情溢れる言葉遣いも。

もう好きにはならないことは分かってるけど、昔あんなに好きだったヒトのために、心の中には特別なスペースがある。と、なんとなく感じた。来年結婚するよと聞いても、ひとかけらの嫉妬も感じないけど。

なのに、

若いのに上がり始めてしまった額も、相変わらず馬みたいな鼻の穴も、私には柔らかな微笑みの種でしかない。雰囲気は昔のまま。

「カッコいい・・・(ため息)」

カレが知ったら怒るだろうか。今もこんなに温かな気持ちにさせるヒトがいること。