自由がホシイ
はぁ・・・自由がほしい・・・ 今は夜中の1時半。
一人きりでいる時間のない生活がもう6ヶ月以上にもなる。
こうして眠さも忘れて、カレも娘も寝静まったこんな夜中にほんの短い時間、独りを楽しむ。
突飛な行動をしたい・・・
誰からも許可など取らなくていい、そんな生活が恋しい。
シャワーさえ、好きな時間には浴びられない自分をみつける。
ストレスを溜める。
こうして、カレへの怒りを溜めていく。
カレにはまだ、娘がいないときとほぼ変わらない自由がある。
誤解がないように言っておけば、カレももちろんたくさんのことを犠牲にしているし、前よりもずっと家族優先の決断をしている。
でも、私が怒っているのは、こういうこと。
例えば、火曜の7時からブラックタイ・イベント(タキシードやきちんとしたスーツ着用のイベント)があると知り合いに言われれば、私の許可などなしに、それもほとんどの場合は相談さえもなしに、「行くよ」と返事をする。
夜の7時はカレの就業時間じゃない。
つまり、私の親としての独りでの就業時間も終わっているはずの時間だ。
じゃぁ、なぜパートナーの許しを得ないのか?
それは、カレが、「Kicoがいるから」と私が家に残って娘の面倒を見るのが当たり前だと思っているから。
私は、そんな決断をカレに相談なしでは下せない。
だって、私の就業時間が終わっても、娘はカレだけの責任ではないから。
それで、怒りを溜めている。
そして、私はその怒りの理由を伝えきるのが下手だ。
一度伝えたと思ったけど、カレにはきちんと解ってない。
ふっ・・・ これも私の責任?
一度で解れ!
そして、もっと怒りを溜めている。
はぁぁぁ・・・ 自由がほしい。